MONOistでは2023年7月21日に調達およびサプライチェーンの問題に関するオンラインセミナー「製造業のデジタル調達戦略〜予測不能な市場に対応する調達業務の革新〜」を開催し、106人の来場者にアンケートを回答いただいた。その中で、来場者の課題感が見える一部の回答について抜粋して紹介する。
MONOistでは2023年7月21日に調達およびサプライチェーンの問題に関するオンラインセミナー「製造業のデジタル調達戦略〜予測不能な市場に対応する調達業務の革新〜」を開催し、106人の来場者にアンケートを回答いただいた。その中で、来場者の課題感が見える一部の回答について抜粋して紹介する。
なお、アンケートの回答を取りまとめた詳細なレポートについては、電子ブックレットとしてダウンロード可能としている。回答者の業種や職種などの属性情報や、より詳しいコメントなどを把握したい方は、こちらをご利用いただきたい。
現在の業務において「調達に困っている材料や部品はあるか」の質問に対し「ある」と答えたのは24.5%となった。また「ない」が32.1%となっている。対象は少し異なるが2022年2月に行った「第3回 半導体・電子部品の供給状況に関するアンケート」では、半導体や電子部品の供給不足を感じているのは回答者の96.4%を占めたことを考えると、部材不足の状況は緩和してきている様子がうかがえる。
具体的に調達に悩んでいる部品や材料について聞いてみると「半導体部品」や「半導体材料」「FPGA」「レガシー半導体」「電源用半導体」など半導体関連の部品や材料で、まだ多くの企業が調達不足に悩んでいる様子が分かる。また、「EV関連部品」や「車載系部品」など車載用途での逼迫(ひっぱく)も一部で続いていることが見て取れる。その他では「石油化学品」「食品原料」などを挙げた回答もあった。
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