アマダは、高速かつ高精度の新サーボ方式を採用した、サーボベンディングマシン「EGB」シリーズの正式受注を開始した。単体機仕様、自動金型交換装置付き仕様、自動ロボットシステム仕様など、さまざまなニーズに対応する。
アマダは2023年5月17日、高速かつ高精度の新サーボ方式を採用した、サーボベンディングマシン「EGB」シリーズの正式受注を開始した。価格は3910万円(税別)からで、年間約1300台の販売目標を掲げる。
ラインアップは、サーボドライブベンダー(代表機種:「EGB-8025e」)、自動金型装置付きサーボドライブベンダー(同:「EGB-6020ATCe」)、電動サーボ小物ベンディング自動化システム(同:「EGB-6013Arce」)、電動サーボ汎用ベンディング自動化システム(同:「EGB-1303ARse」)の4種。新NC装置「AMNC 4ie」、ガイダンス機能およびバックゲージシステムや突き当てモニターを搭載しており、迷わずに確実な板金曲げ加工が可能だ。
ワークサイズが小さく加工精度が厳しいコンピュータや通信機器などから、ワークサイズが大きく形状が複雑な産業機械のカバー部品や特殊車両部品など、さまざまな業種の加工に対応する。
新たなサーボドライブシステムも搭載しており、従来のサーボと油圧のハイブリッド方式と比較し、CO2排出量を最大20%、オイル使用量を約90%削減。また、高加圧と加工タクト向上を独自開発のモーターで両立している。
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