Bruleは、Ultimaker製FDM方式3Dプリンタのフラグシップモデル「S7」と、6つの材料スロットを搭載した「S7 Pro Bundle」の販売を開始した。堅牢で信頼性が高い設計となっており、簡単な操作で高品質のパーツを出力できる。
Bruleは2023年1月25日、UltimakerのFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンタ「S7」「S7 Pro Bundle」の販売を開始した。価格はフラグシップモデルのS7が139万9000円、6つの材料スロットを搭載したS7 Pro Bundleが179万9000円だ(いずれも税込み)。
両モデルとも本体が堅牢(けんろう)で信頼性が高く、簡単な操作で高品質のパーツを迅速に出力できる。作業者が常に見守らなくても、24時間365日稼働できるように設計されており、試験も実施済みだ。
誘導センサー対応のベッドレベリングがファーストレイヤーのプリント成功率を高め、内蔵のエアマネージャーが造形物を最適な温度に調整する。フィラメント切れやプリントヘッドの目詰まりが発生した場合は、センサーが検知してプリントを一時停止し、エラーを知らせてくれる。
高度なポリマーやガラスファイバー、カーボンファイバーの複合材料など、290種以上のフィラメントから、用途に応じて最適なものを利用できる。ソフトウェアは「Ultimaker Cura」に対応し、「Ultimaker Marketplace」プラグインを介してあらゆるワークフローを統合する。OSはmacOS、Windows、Linuxをサポートする。
本体サイズは495×500×1190mmで、重量は46.7kg。最大造形サイズは330×240×300mm、レイヤー解像度は20~200μm(付属の内径0.4mmノズルの場合)、XYZ解像度は6.9、6.9、2.5μm、造形速度は24mm3/秒となっている。
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