AZAPAは、統計ツールボックス「AZP-QE」の最新版(Ver.2022b)を発表した。新たに「MATLAB R2022b」に対応したほか、MACアドレスによる認証に移行しており、ドングル無しでのツール起動が可能となった。
AZAPAは2022年12月13日、統計ツール「AZP-QE」の最新版(Ver.2022b)を発表した。数値解析ソフトウェア「MATLAB」の最新バージョンでの動作に対応している。
AZP-QEは、データ分析や機械学習に要する回帰、分類、最適化をMATLABや「Simulink」上で容易に実行できるツールボックス。寄与度分析、推定、機械学習ツール「AZP-T」、分類問題、異常品検出ツール「AZP-MT」、ロバスト設計、最適設計ツール「AZP-PD」の3種が含まれる。
最新版では、新たに「MATLAB R2022b」に対応した。他に、「MATLAB R2021b」「MATLAB R2022a」上で動作する。また、MACアドレスによる認証に移行。指定PCでの起動を許可するライセンスファイルにより、ドングル無しでツールを起動できる。
MATLAB上で動作するアプリ「AZP-T」「AZP-MT」の画面拡大も可能になった。グラフを拡大表示できるため、細部まで見やすくなる。アプリ上のボタンも大きくなっており、操作性も向上した。
いまさら聞けない モデルベース開発入門
どうして今、自動車にモデルベース開発が必要なんだろう
要求設計から仮想適合まで対応可能な開発ツール、MATLAB R2022aに対応
自然言語で記述した仕様書をSimulinkモデルから自動生成するツール
ユーザーを察するクルマの実現へ、AZAPAが感性可視化プロジェクトを開始
部品ではなくクルマの性能を見て、モデルベース開発のための計測事業開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
組み込み開発の記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム