MATLAB R2022bに対応した統計ツールの最新版をリリース組み込み開発ニュース

AZAPAは、統計ツールボックス「AZP-QE」の最新版(Ver.2022b)を発表した。新たに「MATLAB R2022b」に対応したほか、MACアドレスによる認証に移行しており、ドングル無しでのツール起動が可能となった。

» 2023年01月10日 14時00分 公開
[MONOist]

 AZAPAは2022年12月13日、統計ツール「AZP-QE」の最新版(Ver.2022b)を発表した。数値解析ソフトウェア「MATLAB」の最新バージョンでの動作に対応している。

 AZP-QEは、データ分析や機械学習に要する回帰、分類、最適化をMATLABや「Simulink」上で容易に実行できるツールボックス。寄与度分析、推定、機械学習ツール「AZP-T」、分類問題、異常品検出ツール「AZP-MT」、ロバスト設計、最適設計ツール「AZP-PD」の3種が含まれる。

「AZP-T」のイメージ 「AZP-T」のイメージ[クリックで拡大] 出所:AZAPA
「AZP-MT」のイメージ 「AZP-MT」のイメージ[クリックで拡大] 出所:AZAPA
「AZP-PD」のイメージ 「AZP-PD」のイメージ[クリックで拡大] 出所:AZAPA

 最新版では、新たに「MATLAB R2022b」に対応した。他に、「MATLAB R2021b」「MATLAB R2022a」上で動作する。また、MACアドレスによる認証に移行。指定PCでの起動を許可するライセンスファイルにより、ドングル無しでツールを起動できる。

 MATLAB上で動作するアプリ「AZP-T」「AZP-MT」の画面拡大も可能になった。グラフを拡大表示できるため、細部まで見やすくなる。アプリ上のボタンも大きくなっており、操作性も向上した。

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