AZAPAは、要求設計から仮想適合まで対応可能な開発ツール「AZAPA Total Design Management」の最新版として、MATLAB R2022aに対応した「2022a」をリリースした。動作速度が従来版の3.5倍向上し、UI機能も改善した。
AZAPAは2022年8月24日、要求設計から仮想適合まで対応可能な、同社の開発ツール「AZAPA Total Design Management」(AZP-TDM)の最新版として、MATLAB R2022aに対応した「2022a」をリリースしたと発表した。
2022aでは、UI(ユーザーインタフェース)機能を改善。価値や機能を設定する際に、要求カードの情報が表示されるため、各プロセスの画面を往復する作業が不要になる。
また、動作速度が従来バージョンと比較して3.5倍向上した。既存のツールでは時間を要していたRequest Matrixの生成や更新といった動作の処理を軽減できる。
各工程での画像登録機能も充実し、Action登録時のStateflowに対応した。なお、同バージョンは、MATLAB R2022aに加えて、R2021a、R2021b上でも動作可能となっている。
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