要求設計から仮想適合まで対応可能な開発ツール、MATLAB R2022aに対応組み込み開発ニュース

AZAPAは、要求設計から仮想適合まで対応可能な開発ツール「AZAPA Total Design Management」の最新版として、MATLAB R2022aに対応した「2022a」をリリースした。動作速度が従来版の3.5倍向上し、UI機能も改善した。

» 2022年09月08日 14時00分 公開
[MONOist]

 AZAPAは2022年8月24日、要求設計から仮想適合まで対応可能な、同社の開発ツール「AZAPA Total Design Management」(AZP-TDM)の最新版として、MATLAB R2022aに対応した「2022a」をリリースしたと発表した。

キャプション 開発ツール「AZAPA Total Design Management」イメージ 出所:AZAPA

 2022aでは、UI(ユーザーインタフェース)機能を改善。価値や機能を設定する際に、要求カードの情報が表示されるため、各プロセスの画面を往復する作業が不要になる。

キャプション UI機能を改善 出所:AZAPA

 また、動作速度が従来バージョンと比較して3.5倍向上した。既存のツールでは時間を要していたRequest Matrixの生成や更新といった動作の処理を軽減できる。

キャプション 動作速度が向上 出所:AZAPA

 各工程での画像登録機能も充実し、Action登録時のStateflowに対応した。なお、同バージョンは、MATLAB R2022aに加えて、R2021a、R2021b上でも動作可能となっている。

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