例え終わってしまったとしても、やったことに意味があるタイプの取り組みでした。
知らないって、調べが甘いって恥ずかしい。先日、あるサービスの現状について企業に問い合わせて、そんな思いをしました。「そのサービスは2021年に終了しています」とお返事をいただいたからです。知らないことがあったり調べきれずに問い合わせたりすることは、必ずしも恥ずかしいことではありません。調べればニュース記事などがたくさん出てくるようなことをおたずねするのは職業柄恥ずかしいと思う、というだけのことです。
その終了していたサービスは何かというと、「LINEカーナビ」です。LINEのスマートスピーカー「CLOVA」の販売が2022年10月末で終了し、2023年3月末で音声アシスタントの機能提供も終わるというニュースを見たのが問い合わせのきっかけでした。
LINEカーナビにはCLOVAのノウハウが応用されているので「おや、そういえば自動車の方にも何か影響は……」と思ったのですが、そもそもLINEカーナビは2021年1月に終了を発表、同年5月末を持ってサービス提供が終了していたのです。自分の中で情報のアップデートが止まっていた恥ずかしさと、LINEのWebサイトの問い合わせフォームへの書き込みに対して金曜の夜にわざわざ電話で回答していただいた申し訳なさで、どこかに消えたくなりました。
スマートフォンをカーナビゲーションシステム代わりに使う便利なアプリは多々ありますが、LINEカーナビは個人的には特別だったのです。
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