ミスミグループ本社は、デジタル機械部品調達サービス「meviy」の切削プレート部品において、幾何公差への対応を開始した。平面度、平行度、直角度に対応し、面100mm当たり最小値0.05mmの精度の指定が可能になる。
ミスミグループ本社は2022年10月3日、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」の切削プレート部品において、幾何公差への対応を開始した。第1弾として、顧客からのニーズが多い平面度、平行度、直角度の3種類の幾何公差に対応する。
meviyは、3Dデータをアップロードするだけで機械部品の見積もりと発注ができ、必要な部品を短納期で製造して届ける。これまで寸法公差を指定できるようにするなど、部品の精度向上に努めてきたが、より高い精度や品質保証レベルを求める声に応えるため、幾何公差への対応を開始した。
平面度、平行度、直角度の幾何公差に対応し、指定可能な精度範囲は、指定面100mm当たり最小値が0.05mmになる。例えば200mmの面の場合、原点から100mm当たり0.05mmを保証するため、製品としての保証値は0.1mmとなる。
材質が鉄、アルミ、SUSの切削プレート部品に対応し、最外形6面方向において指定が可能。対応可能サイズは、長さが10〜300mm、幅が10〜300mm、厚みが10mm以上となっている。通常納期指定の場合は6〜11日目に出荷、長納期指定の場合は20〜25日目に出荷される。
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