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» 2022年06月23日 08時30分 公開

ミスミ「meviy」の手軽さを訴求、プロトラブズ日本撤退もRPサービスは継続日本ものづくりワールド 2022

ミスミグループ本社は「日本ものづくりワールド 2022」(リアル展、東京ビッグサイト、2022年6月22〜24日)内の「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展し、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」を訴求した。

[八木沢篤,MONOist]

 ミスミグループ本社は「日本ものづくりワールド 2022」(リアル展、東京ビッグサイト、2022年6月22〜24日)内の「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展し、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」を訴求した。

 同社ブースでは、見積もり、発注から製造までの一連のプロセスがデジタルで連携され、短納期を実現するmeviyの仕組みを体験できるコーナーや、工作機械を用いての加工実演、meviyで製作したサンプル部品を多数展示していた。

「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展したミスミグループ本社 「第34回 設計・製造ソリューション展(DMS)」に出展したミスミグループ本社[クリックで拡大]

 meviyは、機械部品の見積もりから製造までをデジタル化した部品調達サービスだ。通常、2D図面の準備から見積もりを取得するまでには、何十時間も要することがある。しかし、meviyでは、部品の3D CADデータをアップロードするだけで、AI(人工知能)が即時に価格と納期を回答。併せて、加工プログラムも自動生成されるため、受注と同時に加工を開始できる。これにより、最短1日出荷という超短納期を実現している。

 meviyの体験デモでは、来場者が実際にmeviyを使って3D CADデータをアップロードし、即時見積もりを取得できるスピード感や、meviyの使い勝手の良さ、多種多様な機能について気軽に体感できるようPCを複数台設置した専用コーナーを設けていた。

 現在、meviyでは「FAメカニカル部品(FA)」と「ラピッドプロトタイピング(RP)」の2つのサービスを展開している。

 FAメカニカル部品サービスでは、板金加工やマシニング加工に対応し、板金部品から切削プレートまで、FA装置向け部品などの発注が行える。一方、ラピッドプロトタイピングサービスでは、旋盤加工やマシニング加工に対応し、30種類以上の樹脂や金属を切削加工でき、製品試作や小ロット生産のニーズに応える。

meviyで製作したサンプル部品(1)meviyで製作したサンプル部品(2) ブースでは「meviy」で製作したサンプル部品を多数展示していた[クリックで拡大]

 meviyのラピッドプロトタイピングは、試作/小ロットのオンデマンド受託製造サービスを展開するプロトラブズとの業務提携により実現しているサービスとして知られている。今回のプロトラブズの「日本法人の閉鎖」の影響について、同社説明員は「米Proto Labsの工場と連携する形で、引き続きラピッドプロトタイピングのサービスを展開していく形で調整を進めている。価格や納期などについては現時点で確定していない」と述べ、サービス継続の意向を示している。

 なお、同じく、第34回 設計・製造ソリューション展に出展予定だったプロトラブズのブース予定地には「出展キャンセル」のメッセージが掲載されており、休憩スペースとして開放されていた。

プロトラブズのブース予定地には「出展キャンセル」のメッセージが プロトラブズのブース予定地には「出展キャンセル」のメッセージが[クリックで拡大]

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