SCSKとFPT Softwareは、車載ベーシックソフトウェア「QINeSBSW」の海外販売に関する業務提携契約を締結した。SCSKは今後、FPT Softwareを介した海外自動車メーカーおよび部品メーカーからの要望を製品に反映する。
SCSKは2022年7月20日、FPT Softwareと、車載ベーシックソフトウェア(BSW)「QINeSBSW(クインズビーエスダブリュー)」の海外販売に関する業務提携契約を締結したと発表した。
QINeSBSWは、AUTOSARに準拠した車載BSWだ。各マイクロコントローラーに最適化したリアルタイムOSや、対象システムに合わせて選択可能な機能モジュールを備える。
SCSKは、2015年10月より同ソフトウェアを販売。海外市場への販売拡大を目指して、今回の業務提携に至った。
同社は今後、FPT Softwareを介した海外自動車メーカーおよび部品メーカーからの要望を製品に反映する。また、ビークルOS対応などECU全般への展開を進める計画となっている。
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