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» 2022年07月29日 11時00分 公開

手首関節モジュールシリーズの可搬性能を高めた新グレードを開発FAニュース

NTNは、手首のように滑らかに動くロボティクスモジュール製品「i-WRIST」の「IWS」シリーズにおいて、可搬性能を向上させた「IWS-C01」を開発した。最大可搬質量を1kgから3kgに拡張しており、搭載可能な製品が増えている。

[MONOist]

 NTNは2022年7月20日、手首のように滑らかに動くロボティクスモジュール製品「i-WRIST」の「IWS」シリーズにおいて、可搬性能を向上させた「IWS-C01」を発表した。

 i-WRISTRは、独自のリンク機構を持ち、半球状の全方向に対し、高速かつ高精度に位置決めできる手首関節モジュール。IWSシリーズは、通常は2台以上の多関節ロボットを必要とする複雑な形状の製品外観検査に1台で対応できる。

手首関節モジュール「i-WRIST」 手首関節モジュール「i-WRIST」 出所:NTN
自動車部品などの外観検査事例 複雑な形状をした自動車部品などの外観検査事例 出所:NTN

 新グレードのIWS-C01は、IWSシリーズの可搬性能を向上させている。制御方法を最適化し、最大可搬質量を1kgから3kgに拡張しており、搭載できるエンドエフェクターや製品が増えている。なお、既存のIWSシリーズは、ソフトウェアのアップデートにより可搬性能を向上できる。

「IWS-C01」 新グレード「IWS-C01」 出所:NTN

 外観検査において、製品の姿勢をi-WRISTで制御する場合は、軽量な樹脂部品に加え、小型のアルミダイカスト部品など、人の手で扱える重さのほとんどの製品に対応可能になる。

 i-WRISTにエンドエフェクターを取り付けて制御する場合は、大型照明や高性能カメラの搭載が可能になり、より細かい傷や打痕の検出ができる。また、エンドエフェクターへの負荷が大きく変動するバリ取り加工などにも活用できる。

 i-WRISTの本体サイズは、従来のIWSシリーズから変更なし。折れ角90度の仕様は417×365×196mm、折れ角45度の仕様は474×415×185mmとなっている。

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