周囲でも、中古製品の使用に抵抗感を覚えない人が増えているように思います。
この記事は、2022年6月7日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
コラムタイトルはヤマダホールディングスが「ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場」(群馬県藤岡市)に増設した新工場を見学した際の感想です。同工場は中古家電の製造工場であり、全国各地から回収した使用済み家電に適切な清掃、修理を施して、ヤマダホールディングスのアウトレット店に出荷するまでの役割を担います。洗濯機や冷蔵庫の中古家電を、年間で合計約4万8000台製造する能力を持ちます。
家庭で日常的な使い方をしている分には、家電の「中身」を見かける機会はほとんどないでしょう。筆者は今回の工場見学で、内部の機構や基盤などがむき出しにされた冷蔵庫、洗濯機を初めて目にしました。1個2個ではなく、数十個単位でずらっと立ち並ぶ、修理待ち家電の光景は一種壮観なものがありました。
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