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» 2022年05月30日 08時00分 公開

若者中心に高まるリユース家電人気、ヤマダHDは新工場建設で取り込み狙う工場ニュース(1/2 ページ)

ヤマダホールディングスは2022年5月20日、「ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場」に新工場を増設し、使用済み家電製品のリユース体制を強化したことを発表した。リユース製品市場の拡大に合わせて、冷蔵庫や洗濯機などのリユース製品の生産数を増強する。

[池谷翼,MONOist]

 ヤマダホールディングスは2022年5月20日、「ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場」(群馬県藤岡市)に新工場を増設し、リユース製品の生産能力を強化したことを発表した。リユース家電の人気の高まりに合わせて、冷蔵庫や洗濯機などのリユース製品生産数を増強する。

ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場の新工場外観[クリックして拡大] 出所:ヤマダホールディングス

年間生産能力は会社全体で約18万6000台に

 ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場の新工場は冷蔵庫や洗濯機などの大型家電のリユース生産増強を目的に増設された。同工場の年間生産能力は冷蔵庫、洗濯機それぞれ約4万8000台を見込む。既存の第1工場、第2工場と合わせて、ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場におけるリユース製品の年間生産能力は約15万6000台になる。これに滋賀県にある既存工場の年間生産台数の約3万台が加わり、2022年度の最大生産可能台数は、ヤマダホールディングス全体で約18万6000台になる見通し。新工場における在庫保管能力は冷蔵庫、洗濯機合わせて約7000台。敷地面積は4500坪(約1万4876m2)で、工場自体の延べ床面積は2500坪(約8264m2)。従業員数は120人程度になるとみられる。

 工場には自動倉庫を導入しており、各地から送られてきたさまざまなメーカーの使用済み冷蔵庫、洗濯機が順次保管されていく。洗濯機の場合、自動倉庫からの出庫後は水漏れ確認などの一次点検を経て、洗濯槽の汚れ落としを行う洗浄プロセスに送られる。その後、二次点検で再び水漏れなどの確認を行い、最終点検において不足している部品などを検査して適宜補充し、ヤマダホールディングスが運営する、リユース製品を扱うアウトレット店舗への出荷準備を進める。生産台数の内、全自動洗濯機が約7割、ドラム式洗濯機が約3割を占めるという。

自動倉庫への入庫時の様子[クリックして拡大]
洗濯機の一次試験(左)と洗浄(右)の様子。洗浄プロセスでは担当者が1台ずつ洗濯槽の汚れを道具を使用して取り除いていく[クリックして拡大]
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