Rossoは、ABEJAと三菱ガス化学が共同開発した「化学プラント内腐食配管の外観検査システム」において、アプリケーション開発とインフラ構築の技術支援を実施した。
Rossoは2022年4月25日、ABEJAと三菱ガス化学が共同開発した「化学プラント内腐食配管の外観検査システム」において、アプリケーション開発とインフラ構築の技術支援を実施したと発表した。
同検査システムは、AI(人工知能)によって、腐食箇所の特定と腐食度合いを判定する。1枚ずつ検査箇所の画像を確認していた従来の方法と比較して、人的コストを削減でき、担当者が修正した内容をAIが再学習することで、精度向上につながる。
Rossaは、既存システムとの連携用システムの開発、連携用システムのインフラ構築および「ABEJA Platform」との連携などを支援した。また、部門間で情報共有できる管理画面も実装。AWSアカウント管理および請求代行を担当し、ランニングコストを削減した。
同検査システムは、同年1月に三菱ガス化学の新潟工場で運用を開始し、検査時の人的コスト50%削減に成功している。
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