ファナックのCNC累計生産台数が2022年2月に500万台を達成した。初号機の生産を1958年に開始し、シンプルな工作機械から複雑な構成の複合加工機、産業機械までカバーする。
ファナックは2022年3月17日、CNC累計生産台数が500万台を突破したと発表した。
NCの開発を1955年に開始した同社は、工場の自動化を一貫して追求。初号機の生産を1958年に開始以降、1974年に1万台、1998年に100万台、2007年に200万台、2013年に300万台、2018年に400万台の累計生産台数を達成。今回、累計生産500万台を2022年2月に達成した。
CNCとして、「FANUC Series 30i-MODEL B Plus」「FANUC Series 31i-MODEL B Plus」「FANUC Series 32i-MODEL B Plus」「FANUC Series 0i-MODEL F Plus」などをラインアップしている。シンプルな工作機械から、複雑な構成の複合加工機、産業機械までカバーする。
同社のCNCは、AI(人工知能)サーボモニター、サーボ学習オシレーション、ファストサイクルタイムテクノロジー、AIサーボチューニングなどに加え、新機能として加工の効率化に役立つ加工面推定、工作機械へのロボット導入をサポートするQSSRなどの機能を搭載する。
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