2022年3月9〜12日に開催される「2022国際ロボット展(iREX2022)」を控え、ロボット関係の発表が相次いでいます。その中で着実に増えてきていると感じるのが「ロボットとAIの組み合わせ」です。例えば、三菱電機では2022年2月28日に、ティーチングの負荷を大きく下げるロボット関連技術を発表しましたが、その中ではさまざまな形でAI技術が使われています。
- 教示レスで弁当配膳などにロボット活用、音声認識やARで調整時間を10分の1に
三菱電機は2022年2月28日、高精度な音声認識技術や多関節ロボットの最適化によりティーチング(教示)の負荷を大きく低減した形で動作プログラミングを自動生成する複合技術「ティーチングレスロボットシステム技術」の開発を発表した。ロボット活用のハードルを下げることで、従来ロボットが使われてこなかった食品工場などでの用途拡大を狙う。
- 進む製造機械の「知能化」、学習済みAIを搭載する動きが拡大へ
AI(人工知能)の活用が広がりを見せている。こうした中で、新たな動きとして定着が進んでいるのが、工作機械や射出成形機など、製造機械へのAI機能の組み込みである。2022年はこうした動きがさらに加速し、AIの学習までを機械メーカーが担って出荷する動きが進む見込みだ。
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