キャプテンインダストリーズは、現在開発中の工作機械内の機械、人的エラーを可視化する診断ソフトウェア「ディヴィーノ」のβ版モニター評価の募集を開始した。モニター期間は3週間ごとを予定している。
キャプテンインダストリーズは2021年8月2日、現在開発している工作機械内の機械、人的エラーを可視化する診断ソフトウェア「ディヴィーノ(DIVINO)」のβ版モニター評価の募集を開始した。
ディヴィーノは、特殊カメラで工作機械内をリアルタイムでモニタリングしながら、機械エラー、人的エラーを可視化する。機内の様子を録画することにより、即座にアラーム時の異常やエラーの原因を究明する。また、静止画像を比較することで、ワークの配置ズレ、取り違いによる加工不良も防げる。
現在、ディヴィーノは開発中で、今後も多くの改善点が見込まれる。そこで、β版モニター評価を実施。開発に協力してくれる企業を先着30社限定で募集する。モニター期間は同年8月16日〜11月30日で3週間ごとを予定している。
貸し出し機器は、2眼のロトクリアカメラ、取り付けブラケット、ディヴィーノβ(Ver 0.0.0.13)。応募には、工作機械の制御装置にLANポートがあることに加え、映像処理用PCが必須となる。必要スペックなどは同社Webサイトの募集要綱に記載。ディヴィーノ初版は2021年末の発売を予定している。
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