コーレンスは、DLP方式光造形3Dプリンタ用UV光エンジンを開発、製造するオーストリアのIn-Vision Digital Imaging Opticsとの業務提携を発表した。
コーレンスは2021年7月15日、DLP(Digital Light Processing)方式光造形3Dプリンタ用UV(紫外線)光エンジンを開発、製造するオーストリアのIn-Vision Digital Imaging Opticsとの業務提携を発表した。
In-Vision Digital Imaging Opticsが2020年秋に市場投入したUV光エンジン「HELIOS」は、一般的なUV光エンジンの2倍以上に相当する60Wの照射強度を誇り、同エンジンを搭載した光造形3Dプリンタでは、造形面において最高12Wの照射強度が見込めるという。
従来のDLP方式光造形3Dプリンタはスループットの低さが課題となっていたが、同エンジンと国内メーカーが提供する高速光硬化樹脂を組み合わせることによって、造形面が大きく、スループットの高い、量産適用可能な産業用3Dプリンタの開発が加速するとしている。
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