「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加するIndustrial Value Chain Initiative(IVI)は2021年3月11〜12日、オンラインで「IVI公開シンポジウム2021-Spring-」を開催した。今回はその中から、今回はその中から、2021年度の新たな取り組みとして開始する「PSLX(Product and Service Lifecycle Transformation)」について紹介する。
「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加するIndustrial Value Chain Initiative(IVI)は2021年3月11〜12日、オンラインで「IVI公開シンポジウム2021-Spring-」を開催した。今回はその中から、2021年度の新たな取り組みとして開始する「PSLX(Product and Service Lifecycle Transformation)」について紹介する。
PSLXはIVIが独自に始めた取り組みではない。もともとPSLXは、生産計画やスケジュールに関する情報記述の標準仕様で、ERPやMESと製造現場のスケジューラーとの間、ERPやMES間、スケジューラー間の情報のやりとりを円滑に行えるようにすることを目指したものだ。そのため、当時は「Planning and Scheduling Langage on XML specification」の略称としていた。2001年にこれらの整備と普及を進めるPSLXフォーラムが設立されており、IVI理事長の西岡氏はその発起人でもあった。
今回あらためてこれらのPSLXの役割を整備し、製造業において企業内のデータ連携を進める仕組みを用意する意味で「PSLX」を「Product and Service Lifecycle Transformation」と改め「PSLX4.0」として訴求する。西岡氏は「IVIの活動では従来、計画系との結び付きについてはそれほど積極的な活動を行ってこなかったが、生産データや稼働データそのものでは大きなビジネス価値をもたらさない。生産予定や原価生産計画と連動してあらためて価値を生む。サプライチェーン強靭化などが求められる中、大企業では専門の部門があるが、中小企業などでは専門家を設置するわけにはいかない。そのためにあらためて企業内のデータ連携の仕組み作りに取り組む」と語る。
製造業はGAFAの下請けとなるのか、とり得る選択肢
「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加するIndustrial Value Chain Initiative(IVI)は2021年3月11〜12日、オンラインで「IVI公開シンポジウム2021-Spring-」を開催した。今回はその中から、IVI 理事長の西岡靖之氏による講演「日本の製造業はGAFAの下請けになってしまうのか?〜ソフトウェアの力と組織知能〜」の内容を紹介する。
さまざまな製造IoTデータを容易に連携、CIOFが2022年に商用化へ
「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加するIndustrial Value Chain Initiative(IVI)は2021年3月11〜12日、オンラインで「IVI公開シンポジウム2021-Spring-」を開催した。今回はその中から、IVIが取り組む異種環境間でのデータ連携を実現する「企業間オープン連携フレームワーク」への取り組みについて紹介する。
乱立する製造IoT基盤は連携する時代に、IVIが製造データ連携フレームワーク披露
「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加するIndustrial Value Chain Initiative(IVI)は2019年3月14〜15日、都内で「IVI公開シンポジウム2019-Spring-」を開催。その中で、DMG森精機、日立製作所、ファナック、三菱電機とともに、共同開発してきた、プラットフォーム間で製造データを自由に流通させられるフレームワーク「コネクテッドインダストリーズオープンフレームワーク(CIOF)」の実証成果を披露した。
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「つながる工場」実現に向け、製造業、製造機械メーカー、ITベンダーなどが参加するIndustrial Value Chain Initiative(IVI)は2021年3月11〜12日、オンラインで「IVI公開シンポジウム2021-Spring-」を開催した。今回はその中から、IVI 理事長の西岡靖之氏による講演「日本の製造業はGAFAの下請けになってしまうのか?〜ソフトウェアの力と組織知能〜」の内容を紹介する。