デジタルツイン、デジタルスレッド技術に関する共同研究拠点を発足CAEニュース

東京理科大学とHexagon Manufacturing Intelligenceは、研究拠点「HEXAGON/TUSデジタルツインラボラトリ」を発足させた。デジタルツイン、デジタルスレッドの役割を明確化し、日本の製造業の競争力向上に活用するための研究に取り組む。

» 2020年09月17日 13時00分 公開
[MONOist]

 東京理科大学(TUS)とHexagon Manufacturing Intelligence(Hexagon MI)は2020年9月7日、両者が発足させた研究拠点「HEXAGON/TUSデジタルツインラボラトリ」にて、デジタルツイン、デジタルスレッド技術に関する共同研究を開始したと発表した。活動は同年4月から開始していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止対応のため、今回の発表になった。

HEXAGON/TUSデジタルツインラボラトリでの取り組み

 HEXAGON/TUSデジタルツインラボラトリは、東京理科大学の工学部情報工学科葛飾キャンパス内に開設された。Hexagonの計測機器と計測ソフトウェア、シミュレーションソフトウェアを設置し、試作や生産段階で得られた計測データと設計用シミュレーションを連携させながら、デジタルツイン、デジタルスレッド技術を研究する。開講当初は2人の新規採用教員を中心に、学内の教員やHexagon MIのグループ会社MSC Softwareの技術者が研究を担う。

 研究の目的は、IoT(モノのインターネット)時代で果たすべきデジタルツイン、デジタルスレッドの役割を明確化すること。さらに、製品開発に関わる研究、設計、生産技術、製造、保守、リサイクルといった各段階において、一連のデジタルツインのフローをデジタル空間に再現するデジタルスレッドを開発することで、日本の製造業のグローバルな競争力向上を目指す。

 将来的には、先進的なデジタルスレッドシステムを開発し、デジタルツインに精通した人材の育成やスマートファクトリー推進に活用していく。

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