PHOENIX CONTACTなどの企業が連携し、「SPE System Alliance」を発足した。同アライアンスは、シングルペアイーサネットをIIoTに実装する際の課題を解決するため、参加企業が専門知識を持ち寄り、協力し合うオープンプラットフォームとなる。
»2020年06月05日 07時00分 公開
[MONOist]
PHOENIX CONTACT(フエニックス・コンタクト)は2020年4月28日、シングルペアイーサネット(SPE)テクノロジーのアライアンス「SPE System Alliance」の発足について発表した。
「SPE System Alliance」のイメージ 出典:PHOENIX CONTACT
SPE System Allianceは、同社とWeidmüller、Reichle&De-Massari(R&M)、Fluke Networks、Telegärtnerの提携により発足した。参加企業各社がSPEの専門知識を持ち寄り、IIoT(産業向けモノのインターネット)にSPEを実装する際の課題を解決するため協力し合う場であり、市場やアプリケーションについて情報交換するためのオープンプラットフォームとなる。
SPE System Allianceが対象とするアプリケーションや分野は、自動車やビルオートメーション、産業用ケーブル、センサー、オンライン教育など多岐にわたる。SPEのさらなる開発に向け、今後は他の産業分野にも展開していく。