リブ付きのものの解析計算結果をどう評価すべきでしょうか。最大変位0.039[mm]と微小なので、従来部品としては問題なさそうです。
最大応力値は、7.286×e6[N/m2]となり、材料の持つ引っ張り強さの100分の1です。また、計算結果として応力集中があることも検出しました。
感覚的には、現状の部品は過剛性のように思えます。しかし、解析のための設定は正しかったのでしょうか。要素(メッシュ)サイズはデフォルトで約13[mm]でしたが、角型鋼管の厚みは3.2[mm]です。その角型鋼管は梁(ビーム)要素ではなく、ソリッドメッシュで要素分割しています。設計変更部品の解析を行う前に、工学知識の補完と、設計変更の基準となる既存部品の解析結果を吟味してみる必要がありそうです。(次回に続く)
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