SCSKは、同社の生産管理テンプレート「atWill Template」の機能強化版を発売した。小日程計画や生産順序計画、製造指示、実績機能などの進度管理機能、ワークフロー機能などを追加している。
SCSKは2020年4月22日、同社の生産管理テンプレート「atWill Template(アットウィル テンプレート)」に進度管理やワークフロー機能を追加し、提供を開始した。
atWill Templateは、ERPとMES(製造実行システム)の2領域を垂直統合させるための生産管理ソリューション。高速開発ツールを用いて、必要な分だけ業務テンプレートをアレンジすることで、業務に合わせたシステムを容易に構築できる。
今回、小日程計画や生産順序計画、製造指示、実績機能などの進度管理機能を強化。工場での製造状況や品質状況、作業場の動画などをリアルタイムで確認できる製造ダッシュボードも搭載した。
また、業務テンプレートと開発基盤の機能も強化した。多段階承認が可能なワークフロー機能を追加したほか、ヘッダ、明細、フッターで構成される定型化フォーマットの帳票出力機能を追加した。IoT(モノのインターネット)連携の基盤となる設備の設定条件や担当者の作業内容をBOM(部品表)の中で管理可能にするなど、BOMの管理機能を強化。タイマーによる処理設定機能も追加している。
機能強化版の利用料金は月額30万円(税別)から。クラウドまたはオンプレミス形態で提供する。
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