トランプ関税は意外に日本が得をするシナリオも?日刊MONOist月曜版 編集後記

意外に日本が損をするシナリオだけではなさそうです。

» 2025年04月28日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2025年4月28日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 2025年3月期(2024年度)の決算発表が徐々に行われていますが、その中で必ず話題に出るのが、米国の関税政策の影響です。第2次トランプ政権では、相互関税として関税負担が相手国と対等になるように同じ関税率まで引き上げる動きを見せています。一時的に執行停止となっていますが、日本にも24%の関税をかけるとしており、関税分の価格転嫁を行い価格競争面で不利な競争に挑むか、内部で吸収して利益圧縮を受け入れるかの判断に迫られています。

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