次は、角にフィレット(ラウンド、R)を入れていく。フィレットを入れたいエッジを先に選択(緑色にハイライト)してから、フィレットを選択する。
コンボビューには、4箇所のエッジが選択されている状態であることが示され、半径の入力域が出てくる。ここでは「2mm」のフィレットを入れてOKする。
面取り(チャンファー)もフィレットと同じ要領で加えられる。ここでは先ほど開けた貫通穴の縁に面取りを入れる。こちらもコマンドを選択する前に、エッジを選ぶ。
ツリービューに「Fillet」と「Chamfer」が表示された。
出来上がった3Dモデルは「.FCStd」という拡張子で保存できる。また、エクスポートは非常に多くのファイル形式に対応している。3Dプリンタなどで使えるSTLやOBJの他、他のミッドレンジ3D CADで安定して読み込める「STEP」にも対応する。
次回は、FreeCADのスケッチやモデリング機能についてもう少し詳しく紹介する。(次回に続く)
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