Ansysは、フォトニック設計とシミュレーションツールを開発するLumericalを買収する。今回の買収により、最高クラスのフォトニックシミュレーションが同社のマルチフィジックスポートフォリオに加わる。
Ansys(アンシス)は2020年3月5日(現地時間)、フォトニック設計、シミュレーションツールを開発するLumericalを買収すると発表した。今回の買収により、最高クラスのフォトニックシミュレーションが同社のマルチフィジックスポートフォリオに加わる。
Lumericalのフォトニックシミュレーション製品は、相互に干渉する光学的、電気的、熱的な影響など、フォトニックス上の困難な課題をモデル化できる。また、ネットワーク上のボトルネックを取り除き、データセンターアーキテクチャの性能を改善して総保有コストを削減する。
買収によりAnsysのユーザーは、複雑なフォトニック構造やシステムでの光の挙動を予測可能になる。これにより、自動運転車やスマートコネクテッド製品など、次世代製品開発の課題を解決するフルセットのソリューションを得られるという。
なお、今回の取引は、2020年第二四半期の締結を予定している。同社の2020年の連結財務諸表への影響は予想されていない。
設計者CAEとは何なのか
材力とFEMをシッカリ理解して、シッカリ解析!
マルチフィジックス解析ソフトウェアの3年間の包括契約を締結
流体解析用ポストプロセッサの最新バージョンを国内で公開
日産がクラウドHPC/CAE環境の構築パートナーにISIDを選定
CAEを誰もがもっと使いやすく! 「ANSYS 2020 R1」の強化ポイントCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
メカ設計の記事ランキング
よく読まれている編集記者コラム