FabCafe Globalは“未来を変えるマスクデザイン”をテーマに、世界中のクリエーターからアイデアを募集するコンテスト「Mask Design Challenge 2020」の開催を発表した。
FabCafe Globalは2020年3月17日、“未来を変えるマスクデザイン”をテーマに、世界中のクリエーターからアイデアを募集するコンテスト「Mask Design Challenge 2020」の開催を発表した。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の影響で世界的なマスク不足が社会問題となる中、必需品となりつつあるマスクをテーマに、機能性に優れたものから、思わず装着したくなるスタイリッシュなものまで、ジャンルを問わずさまざまなマスクのアイデアをオンラインで募集する(告知サイトはこちら)。
アイデアの受付期間は2020年3月17日〜同年4月9日で、アイデアスケッチやプロトタイプでの応募が可能。プロダクトデザイナーやデザインを専攻する学生の他、DIY/発明好きの一般参加者などからの応募を想定する。結果発表は4月中旬ごろ。
審査基準は「アイデアのコンセプト」「創造性」「機能性」の3つ。アイデアのコンセプトでは、なぜそのアイデアに至ったのか、またそのアイデアをどう実現するのかが問われる。また、創造性では、持続可能(サスティナブル)なものや新素材を活用したものなど、斬新でクリエイティブなアイデアであるかどうかが評価される。そして、機能性では、マスクとしての機能を維持しているか、どのように再利用できるかなど、デザインだけではない使いやすさや機能面での工夫が求められる。
これら審査基準により、審査員賞(8〜12点)、FabCafe賞(1点)を選出。受賞作品は同年5月中に「FabCafe Tokyo」で展示され、FabCafe Globalが展開するメディア上でも紹介されるという。
審査員は、香港中文大学の元講師で、香港では「化学のゴッドファーザー」として知られるKenneth Kwong氏、Thailand Creative and Design Center(TCDC)のPichit Virankabutra氏、Pinkoiの共同創設者/クリエイティブディレクターのMaibelle Lin氏、そして、プロダクトデザイナーとして活躍するoodesignの大村卓氏が務める。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.