Borg Warner(ボルグワーナー)は「第12回 オートモーティブ ワールド」内の「第11回 EV・HEV駆動システム技術展」に出展し、高効率の電気自動車(EV)向け最先端技術の最新ポートフォリオを発表する。
Borg Warner(ボルグワーナー)は「第12回 オートモーティブ ワールド −クルマの先端技術展−」(2020年1月15〜17日、東京ビッグサイト)内の「第11回 EV・HEV駆動システム技術展(EV JAPAN)」に出展し、高効率の電気自動車(EV)向け最先端技術の最新ポートフォリオを発表する。
電気モーター、バッテリーパック、トランスミッション、パワーエレクトロニクス、ターボチャージャー、サーマルマネジメントシステムなど、同社が手掛ける電動モビリティ製品の数々を展示し、ハイブリッド車(HEV)およびEV向けのクリーンでエネルギー効率の優れたソリューションの広範なポートフォリオを披露する予定だという。
EV向け製品ポートフォリオの強化を目的に、2019年5月にRomeo Power Technologyと設立した合弁会社で開発するEV向け小型バッテリーパックを展示する(日本初出品)。極めて高いエネルギー密度を実現する小型設計の円筒セルを標準搭載しており、独自のサーマルエンジニアリングおよびバッテリーマネジメント技術により、航続距離とバッテリー性能を飛躍的に向上させた。
独自開発のパワーエレクトロニクスと電気モーターおよびトランスミッション技術を完全統合したシステムソリューションとして、EV向け統合ドライブモジュール「eAxle iDM」を披露。また、P2ハイブリッドモジュールについても展示を行い、オンアクシスかオフアクシスかにかかわらず、既存のアーキテクチャ内に電気モーターを配置でき、従来の内燃機関車からHEVに転換できる柔軟性を自動車メーカーにアピールする。
これらに加え、「eTurbo」も併せて展示する。eTurboはタービンと同じ単一のシャフトに取り付けられたモーター発電機とパワーエレクトロニクスを統合したターボチャージャーである。モーターとして機能する際は、タービンをアシストしてエンジンに補助吸気を供給。排気フローによってタービンのエネルギーが必要以上に発生した場合は、発電機として機能し、過剰な排気エネルギーを電気エネルギーに変換する。電気機能を停止して、標準的なターボチャージャー機能に戻すことも可能であるという。
展示会名 | 第11回 EV・HEV駆動システム技術展(オートモーティブワールド2020内) |
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会期 | 2020年1月15日(水)〜17日(金) |
時間 | 10:00〜18:00(最終日は17:00終了) |
会場 | 青海展示棟 A3 |
ブース番号 | 54番 |
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