キヤノンメディカルシステムズは、スイスのMRI技術開発会社Skope Magnetic Resonance Technologiesの発行済み全株式を取得する契約を締結し、買収を完了した。
キヤノンメディカルシステムズは2019年11月25日、スイスのMRI技術開発会社Skope Magnetic Resonance Technologies(Skope)の発行済み全株式を取得する契約を締結し、買収を完了したと発表した。
Skopeは、磁場のモニタリングから画像の収集、再構成処理に至る領域で、MRI装置の画質向上技術に強みを持つ。これまでMRI装置の画像化の研究に携わる研究者や研究機関に向けて、磁場モニタリングシステムや画像再構成ソフトウェアを販売してきた。
国産初のMRI装置を開発するなど国内のMRI装置分野をリードしてきたキヤノンメディカルシステムズは、今回の買収により、顧客にとってより魅力的なMRI装置の提供を目指すとしている。
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