RISC-V上にオープンなセキュリティ基盤を構築する技術研究組合の設立を認可IoTセキュリティ

エヌエスアイテクス、慶應義塾、産業技術総合研究所、セコム、日立製作所からなるセキュアオープンアーキテクチャ・エッジ基盤技術研究組合は、2019年8月16日付で設立が認可された。

» 2019年11月22日 08時00分 公開
[MONOist]

 エヌエスアイテクス、慶應義塾、産業技術総合研究所、セコム、日立製作所からなるセキュアオープンアーキテクチャ・エッジ基盤技術研究組合(TRASIO)は2019年11月6日、その設立が2019年8月16日付で認可されたと発表した。

 TRASIOは、オープンアーキテクチャであるRISC-V上にオープンなセキュリティ基盤を構築するための研究開発に取り組む。産業用市場での実用化が可能なセキュリティ基盤を構築することで、産業用市場の活性化に寄与することを目指す。

 2019年10月からは、新エネルギー・産業技術総合開発機構の事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発/【研究開発項目〔1〕】革新的AIエッジコンピューティング技術の開発」の委託を受けて試験研究を進めている。4つの技術レイヤー(信頼の起点、信頼実行環境、産業即応化、社会実装)を垂直統合することを目的に、前述の3企業1国研1大学を組合員とした研究体制を構築した。

photo 4つの技術レイヤーを垂直統合 出典:セキュアオープンアーキテクチャ・エッジ基盤技術研究組合

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