SUSは、マルチI/Oコントローラー「MiO」を発表した。入出力制御装置「SiOコントローラー」を最大8台接続してまとめて管理できる。LAN通信機能を搭載しているため、PCなどの外部機器とも信号のやりとりができる。
SUSは2019年6月11日、マルチI/Oコントローラー「MiO(エム・アイ・オー)」を発表した。同社の入出力制御装置「SiO(エス・アイ・オー)コントローラー」を最大8台接続してSiOネットワークを構築し、まとめて制御できる。価格は1万4800円(税別)で、同年5月30日から販売している。
SiOコントローラーは、スイッチやセンサーなど入力機器からの信号を受け、プログラムの内容に応じて出力機器をON、OFFする制御装置だ。接続できる機器の数や接続方法が異なる5タイプがあり、これまでで最大のモデルは、入力16点、出力16点だった。
新製品のMiOは、入力64点、出力64点までと、制御可能な機器数が従来品の4倍に増えた。SiOコントローラーのネットワーク対応機種「SiO-N1(入力8点、出力8点)」を最大8台接続して、入出力機器をまとめて管理できる。ネットワークケーブルで総延長100mまで接続できる他、従来のSiOにはなかったLAN通信機能を搭載しており、PCなどの外部機器とも信号のやりとりができる。
また、MiOと同時に専用ソフトウェア「MiO Programmer」をリリース。MiO Programmerは、SiOコントローラー同様、専門知識がなくても使える日本語選択式のプログラミング方式で、同ソフトだけで、MiOに接続された複数のSiOコントローラーに対し、一括でプログラムの書き込みと読み込みができる。
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