スカイディスクと鈴与商事は、IoT、AIビジネスに関して業務提携した。鈴与商事が持つデータ収集などの制御技術と、スカイディスクが得意とするAIによる時系列データ解析技術を融合させ、製造現場の効率化を加速させる。
スカイディスクは2019年1月9日、鈴与商事とIoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)ビジネスに関して業務提携したと発表した。
鈴与商事は、製造現場における省人化や効率化に向けて、生産設備PLC(プログラマブルロジックコントローラー)からのデータ収集技術を駆使した製造プロセスの可視化や、ロボットソリューションビジネスを展開している。
一方、スカイディスクは、製造現場のプロセスデータ、音、振動などのデータを解析し、不良品発生の原因特定や設備機器の故障予知、熟練者の勘や経験のAI化などのサービスを提供している。
今回の業務提携により、鈴与商事が持つデータ収集などの制御技術と、スカイディスクが得意とするAIによる時系列データ解析技術を融合させ、製造工程で発生する不良要因特定や、熟練者の勘や経験で行われていた製造技術とノウハウのシステム化による製造現場の効率化を加速させる。
正常時の波形データ学習のみで異常検知するAI、工場現場などでの適用目指す
スマートファクトリー化に役立つデータを簡易診断、50〜100万円で
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不良品判定を90%自動化、半導体工場向け画像検査AIで協業Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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