ウフルは、IoTオーケストレーションサービス「enebular」のアプリケーションとして、PC上でNode-REDフローを作成、デプロイできる「enebular editor」のパブリックβ版を無償で提供する。
ウフルは2018年12月5日、IoT(モノのインターネット)オーケストレーションサービス「enebular(エネブラー)」のアプリケーションとして、PC上でNode-REDフローを作成、デプロイできる「enebular editor」のパブリックβ版を無償で提供開始すると発表した。
従来のenebularは、Webブラウザを介してフローの編集と実行を行っていた。enebular editorは、WindowsとmacOSに対応し、PC上で動作するのが特徴だ。
視認性が高く、直感的なユーザーインタフェースを継続して採用。作成したフローなどの資産管理用ダッシュボードのデザインは一部変更している。さらに、ハードウェアに依存する一部のノードも利用可能になり、Node-REDの資産の活用を促進する。
また、効率良くフローを更新するため、遠隔地にある複数デバイスへの運用方法も改善した。enebular editorを介して、enebularの管理下にあるデバイスのフローの編集が直接可能になり、編集したフローは他のデバイスへリモートでデプロイできる。
同社はenebularの提供を通して、IoTデバイスとクラウドが連携するアプリケーションの開発やクラウドサービスとの連携を容易にし、多数のデバイスが自律的に分散し協調するIoTシステムの最適化を支援するとしている。
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