DDL採用3次元レーザー加工機の国内販売を開始FAニュース

ヤマザキマザックは、レーザー発振器にDDLを採用した3次元レーザー加工機「FG-220 DDL」の国内での販売を開始した。薄板や中板の切断速度を向上し、高反射材を容易に切断できる。

» 2018年12月12日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2018年11月28日、DDL(ダイレクト ダイオード レーザー)を採用した3次元レーザー加工機「FG-220 DDL」の国内販売を開始した。海外では同年10月から販売している。

 FG-220 DDLは、レーザー発振器に、エネルギー変換効率が高く消費電力を削減するなど省エネ性に優れるDDLを採用。薄板や中板の切断速度を向上し、高反射材を容易に切断できる。

 また、鋼材の裏焼けを防止する「パワーコントロール機能」や、プログラムの入力時間を削減する「ダイレクトMDI機能」を搭載し、加工の品質と効率を高める。

 パイプや形鋼をローディングステーションに載せれば機械が自動搬入し、3次元レーザー加工を施した後、部材が自動搬出される。オプションのタップユニットにより、レーザー加工からタップ加工までを、同機一台で完了できる。

 最大搬入長さは8150mm、最大排出長さは8000mm。最大加工寸法は丸パイプでΦ220 mm、角パイプで152.4mmとなっている。

photo 3次元レーザー加工機「FG-220 DDL」(クリックで拡大) 出典:ヤマザキマザック

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