CAD「Vectorworks 2019」、大容量ファイル扱い時のパフォーマンスを大幅向上CADニュース

エーアンドエーは、設計・デザイン向けCAD、BIMツールの最新バージョン「Vectorworks 2019」を2019年1月16日より発売する。大幅な作業環境と図面のグラフィック表現の改善により、ユーザーの業務を効率化する。

» 2018年11月12日 13時00分 公開
[MONOist]

 エーアンドエーは2018年11月1日、設計、デザイン向けCAD、BIMツールの最新バージョン「Vectorworks 2019」を2019年1月16日に発売すると発表した。大幅な作業環境と図面のグラフィック表現の改善により、ユーザーの業務を効率化する。価格は30万5000円〜(税別)だ。

 Vectorworks 2019は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなどの機能を搭載したワンストップアプリケーションだ。バージョンアップにより、大容量ファイルを開く際の時間を最大3分の1に削減している。

 また、シートレイヤーの描画性能が向上しており、複雑な図面をスムーズに表示する。自由にシンボルやプラグインオブジェクトの2D図形を変更でき、詳細度を平面図や立断面図の縮尺に応じて3段階で表現する。

 さらに、BIM、建築設計機能を強化。新しいデータタグの搭載により、ダイナミックにオブジェクトのパラメーターや各種設定値を表示する。登り天井や床に段差のある部屋もスペース形状を設定すれば、精確に室容積を算出できるため、モデリングや作図環境を効率化できる。

photo 「Vectorworks 2019」の使用イメージ(クリックで拡大) 出典:エーアンドエー

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