アスプローバの生産スケジューラー「Asprova」と、ウイングアークのMESアプリケーション「MESOD」が連携し、「工場の見える化」を短期に実現するソリューションを提供する。
ウイングアーク1stは2018年9月5日、アスプローバの生産スケジューラー「Asprova」と同社のMESアプリケーション「MESOD」を連携させ、工場の見える化の短期実現を支援するソリューションを提供すると発表した。
今回のソリューションでは、ヒト・モノ・資源を高速にスケジューリングする生産スケジューラーのAsprovaと、MES(生産実行システム)の短期導入が可能なMESODを連携させる。
MESODにより、設備からのIoT(モノのインターネット)データや人が入力したデータなど、生産ラインのさまざまなデータを収集・蓄積し、設備ごとの稼働状況や生産進捗、予実情報などの生産現場を可視化する。この統合したデータとAsprovaを連携させ、工場の見える化を実現する。
両製品の連携により、生産計画やそれに基づいた生産実績を把握してPDCAを回せるようになる。日々の現場トラブルや生産進捗遅れを把握し、スケジューラーに反映して、変化に強い生産計画を行える。その他、予実分析からタクトタイムを改善し、精査されたタクトタイムを生産計画に反映することで、より精緻な計画立案を可能にする。高い精度の生産計画立案による生産効率の最大化と、実績数字だけでなく傾向や他要因の相関を判断材料とした生産プロセスの改善が期待できる。
AsprovaエンジニアのTOTECが、顧客ニーズに沿ったメニューで導入を支援する。提供する支援メニューは、「技術支援型」「プロジェクト支援型」の2つを用意する。
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