アジアクエストは、作業状況を「見える化」し、工数管理の手間を削減するキューブ型ソリューション「Smart CUBE」を発表した。
アジアクエストは2018年8月28日、作業状況を「見える化」し、工数管理の手間を削減するキューブ型ソリューション「Smart CUBE(スマートキューブ)」を発表した。キューブ型の各面と管理したい作業内容をひも付けることにより、自動で使用者の工数をデータ化し、集計できる。
同ソリューションにより、PCなどから手動で都度入力する手間がなくなり、入力漏れも減らせる。責任者は、現場にいなくても各担当者の作業状況が分かり、集計されたデータから工数の内訳を把握できる。
また、キューブ型の上になっている面の状態を判断して自動でログを集計できる仕組みとなっており、デスク上のキューブの各面と「会議中」「在席中」といった作業内容を関連付けて、使用者の状況をリアルタイムに伝える。
キューブの各面にイラストや簡単な単語を表示することで、操作方法が直感で分かる。そのため、ITに関する特別な知識は必要なく、導入しやすいソリューションとなっている。
同社のIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「beaconnect plus」上に蓄積したデータを活用して、BIツールで分析することもできる。作業の時間配分を「見える化」して問題点を把握することにより、工数の大幅削減やそのための内部提案など、業務の効率化につなげることができる。
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