接続するだけ、既存のセンサーをIoT化する無線ユニットを発売製造業IoT

オプテックスは、既存のセンサーなどに接続することでIoTデバイス化できるIoT無線ユニット「ドライコンタクトコンバーター」のパルス信号対応版を発売した。

» 2018年05月01日 10時00分 公開
[MONOist]
photo IoT無線ユニット「ドライコンタクトコンバーター」 出典:オプテックス

 オプテックスは2018年4月18日、既存のセンサーやスイッチをIoT(モノのインターネット)化できるIoT無線ユニット「ドライコンタクトコンバーター」のパルス信号対応版を発売した。人感センサー、温度センサーなどのセンサー類やスイッチに接続することで、既存の機械、システムがIoT機器として使用可能になる。

 既存の機器から出力される接点信号やパルス信号を、LPWA通信規格の1つであるSigfoxを経由してクラウドサーバに転送する。既存のデバイスをそのまま利用してIoT環境を整えることが可能で、初期投資を抑えながら簡単にIoTサービスを立ち上げることができる。

 電池駆動と外部電源駆動の2タイプを用意し、電池駆動タイプはアラームモードで最大約5年、パルスモードで最大約10年と長寿命化。外部電源駆動タイプは、DC12〜24Vに対応する。動作温度範囲は−20〜60℃で、IPX5の防水構造により、屋外での使用にも対応する。

photo システム構成と接続イメージ(クリックで拡大) 出典:オプテックス

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