オプテックスは、スマートセンサーとデータを提供するソリューション「オプテックス センサ コネクト」を2017年5月に提供開始する。センサー/通信/データベースをパッケージ化し、手軽に低コストでIoTサービスを導入できる。
オプテックスは2017年3月31日、スマートセンサーとデータを提供するソリューション「オプテックス センサ コネクト」を同年5月に提供開始すると発表した。
センサー/通信/データベースをパッケージ化し、センサーから収集したデータをクラウド上のデータベースに展開するまでのプロセスを一括して提供する。センサー/通信/サーバなどを個別に構築する手間が省け、手軽に低コストでIoT(モノのインターネット)サービスを導入できる。
SIGFOXやLoRaなどのLPWA、3G/LTE、Bluetooth、EnOceanなどのサブギガ通信といった通信方式に対応。アマゾンウェブサービスなどのパブリッククラウドを活用する。
また、同ソリューションは、オプテックスのノウハウを活用し、高品質センサーを用いることでサービス品質の向上を図る。センサーに実装したオートフィルタリングのアルゴリズムにより、利用者に必要なセンサーデータを提供するという。
導入事例としては、宅配ボックスの稼働状況管理や安全運転支援サービス、駐車場の満空情報サービス、看板状態の遠隔監視・保守サービスなどがある。同社は当面、物流や設備管理、駐車場運営のパートナー企業とアライアンスを組み、順次用途を広げていく考えだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.