ブロックチェーン技術の利活用研究拠点をベルギーに開設製造マネジメントニュース

富士通は、ベルギーのブリュッセルに「ブロックチェーン・イノベーション・センター」を開設した。ブロックチェーン技術の利活用によって、さまざまな製品やサービスにビジネス変革をもたらすため、世界の企業や研究機関と連携するのが目的だ。

» 2018年04月06日 09時00分 公開
[MONOist]

 富士通は2018年3月21日、ベルギーのブリュッセルに「ブロックチェーン・イノベーション・センター」を開設した。

 ブロックチェーンは、金融分野をはじめ、物流やサプライチェーン、不動産所有管理、選挙登録用の身分証明など、改ざんできない取引記録が必要な多くの場面で適用可能な技術だ。

 同センターは、ブロックチェーン技術の利活用によってさまざまな製品やサービスにビジネス変革をもたらすため、世界各国の企業や研究機関と連携することを目的に設立された。

 富士通は、都市部の社会的、経済的な課題や環境面での問題を解決しようとする動きの中で、スマートシティーへの進化が促進されると考えている。スマートシティーの構築にはブロックチェーン技術が重要な役割を果たすとして、当面はベルギーにおいて、スマートシティー構築に向けたブロックチェーンの利活用を検討する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.