米GE Additiveは、教育機関向け3Dプリンタ教育プログラム「AEP」の2018年度の応募受け付けを開始した。2018年度はポーラークラウド対応の3Dプリンタ購入補助金を申請できる補助金プログラムが加わった。
米GE Additiveが教育機関向け3Dプリンタ教育プログラム「アディティブ・エデュケーション・プログラム(AEP)」の2018年度の応募を受け付けている。2018年度は団体および個人を問わず、ポーラークラウド対応の3Dプリンタ購入補助金を申請できる補助金プログラムが加わった。応募は同社のWebサイト(英語)から受け付けており、締め切りは2018年2月28日だ。
AEPは、同社がグローバルに展開する教育プログラムだ。8〜18歳が在籍する学校に樹脂造形用の3Dプリンタを、18歳以上が在籍する大学や専門学校に金属3Dプリンタを提供するプログラムに、今後5年間で1000万ドル(約10億9000万円)を投資する。
2017年度に行われた同プログラムでは、大学や専門学校8校に金属レーザー溶解方式3Dプリンタを、幼稚園および小学校400校以上に「ポーラークラウド」対応の3Dプリンタ2台と理数系向けカリキュラムを導入。アディティブ・マニュファクチャリング(積層造形)のための設計スキル教育や専門的な能力開発が行われている。
これにより同社は、世界で約18万人の学生が3Dプリンタを利用できるようになったとしている。将来的にはアディティブ・マニュファクチャリングの企業への普及につながることを期待している。
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