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近年のブームの代表格は間違いなく「IoT(Internet of Things)」でしょう。ここで筆者があえて「ブーム」と表現したのは、決して“いい意味”だけではないからです。ブームになると、その言葉の示す範囲が広くなり過ぎてしまい、この言葉を聞いた人は、「一体、どのような意味と意図で○○という言葉を使っているのか?」と探り探り会話をすることになります。そして、ブームの後半は決まって「○○の恐怖」「○○は本当に大丈夫なのか?」と、“恐怖をあおるフェーズ”に突入していきます。そういう意味で、IoTもそろそろこのフェーズに入ってきたのではないかと思います。
恐怖をあおる意味でセキュリティは欠かせない存在です。ちょうどNHKでも「『IoTクライシス』が忍び寄る」と題した特集番組を放映したばかりです。
さて、IoTは本当に破滅的で、システムを脅かすものになってしまうのでしょうか。このコラムをお読みの皆さんには、ぜひ“真実”を知ってほしいと思います。
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