ブリヂストンは、データサイエンティストを育成するための研修プログラムをSAS Institute Japanと共同で開設し、運用を開始した。
ブリヂストンは2017年9月11日、SAS Institute Japan(SAS)と共同で開設した、データサイエンティストを育成する研修プログラムの運用を開始した。
ブリヂストンでは、商品企画、開発、製造、販売、ユーザーの製品使用過程など、各段階で蓄積したビッグデータや顧客ニーズなどの情報を分析・解析し、課題把握からその解決策まで対応できるデータサイエンティストの早期育成を目指している。
このブリヂストンのデータサイエンティスト早期育成を支援するため、SASは既存のトレーニングプログラムを提供。これを両社共同でブリヂストン向けにカスタマイズした。同プログラムの1回目は、ブリヂストン社員23人を対象に実施した。
ブリヂストンでは「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニア力」の3つをデータサイエンティストに必要なスキルとし、これらのスキルを持つデータサイエンティスト100人の早期育成を目指す。同社は、今回の研修プログラムを通してバリューチェーンの各段階におけるデータサイエンティストを育成し、ソリューションビジネスのより一層の質の向上を図る。
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