東京モーターショーは自動車産業の枠を超える、テーマは「BEYOND THE MOTOR」東京モーターショー 2017

日本自動車工業会(自工会)は2017年9月21日、東京都内で会見を開き、「第45回東京モーターショー 2017」(プレスデー:10月25〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日)の開催概要を発表した。

» 2017年09月22日 06時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 日本自動車工業会(自工会)は2017年9月21日、東京都内で会見を開き、「第45回東京モーターショー 2017」(プレスデー:10月25〜26日、一般公開日:10月28日〜11月5日)の開催概要を発表した。

 「世界を、ここから動かそう。BEYOND THE MOTOR」をテーマに、自動車産業の枠を超えて、さまざまなアイデアやテクノロジーを取り入れる。SNSを通じた広報活動にも注力し、クルマ好きだけでなく、ITや最近の自動車の進化に関心のある人などの来場も増やしていく。同日付で、国内自動車メーカー各社のWebサイトから東京モーターショー公式Webサイトに誘導する告知もスタートした。

 同ショーの前売りチケットの売れ行きは、前回(2015年)開催の1.6〜1.7倍、プレビューデーのチケットは同2倍となっている。2015年の入場者数は81万2500人だったが、「前回以上の入場者数を目指していく」(日本自動車工業会 会長の西川廣人氏)。

写真左からモーターショー特別委員会委員長の星野朝子氏、日本自動車工業会の西川廣人氏と山本昭雄氏

VRでコネクテッドカー体験も

 日本自動車工業会 主催者テーマ展示分科会長の山本昭雄氏(トヨタ自動車)は、「自工会の主催者展示を見た後に出展各社のブースに行くと、『ここはこうするんだな』『こっちはこうなのか』と未来のモビリティ社会をイメージしてもらえるのではないか」とコメント。主催者展示は「TOKYO CONNECTED LAB 2017」と題し、さまざまな形でモビリティ社会の将来を体験できる場を設ける。

 1つは300人が収容できる大きなドームシアターに、未来のモビリティ社会の姿を投影する「THE FUTURE」だ。来場者のアンケート結果をリアルタイムに反映してさまざまな未来の形を体験できるようにする。もう1つはVR(仮想現実)システム「プレイステーションVR」を30台同時に接続し、迷路のような都市部を走行するゲーム感覚の展示だ。車車間・路車間通信によって他の車両から情報を得ながらゴールを目指す。コネクテッドカーの利便性や快適性について感じてもらう狙いがある。

 この他にも主催者企画として異業種のビジネスリーダーやクリエイターが語り合うトークショーや、「BEYOND THE MOTOR」を実現するビジネスのアイデアを競うプレゼンテーション大会も実施する。プレゼンテーションの審査員は自動車メーカー各社で、実用化に向けた支援も予定している。

トヨタ自動車(左)とホンダ(右)のWebサイト。上部で大きく東京モーターショーの開催を告知している(クリックして拡大)

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