ベトナムのFPTコーポレーションは、ドイツのシーメンスとパートナーシップを締結し、シーメンスのIoTオペレーティングシステム「MindSphere」の活用と実装において協業すると発表した。
ベトナムのFPTコーポレーション(FPT)は2017年7月6日、ドイツのシーメンスとパートナーシップを締結し、シーメンスのIoT(モノのインターネット)基盤「MindSphere」の活用と実装において協業すると発表した。
MindSphereは、クラウドプラットフォーム「SAP HANA」上で動作するオペレーティングシステム。機械製造企業やプラント建設企業などの製造業で予測保守をし、デジタルツインの活用によって製造プロセスを最適化することなどが可能だとされている。
FPTはベトナム最大のICT企業だとされており、従業員数は全世界で1万人以上。ベトナムの他、日本、米国、欧州、東南アジア、オーストラリアなどに拠点を持ち、オフショア開発などを請け負っている。
両社は今回の基本合意書の枠内で、IoTプラットフォームにおけるリソース開発や共通サービスなどで多面的に協力し、日本やシンガポール、ベトナムなどのアジア太平洋地域および欧州地域においてグローバル展開を推進していく。
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