語感はすごくいいです。新開発の「ジェネリックエンジン」とか載せてる感じでちょっとかっこいい。
2017年に入り、東芝やソニー、パナソニックなど国内電機メーカーが、高価格帯のテレビとして有機ELテレビを投入する方針を明らかにしました。6月から、量販店のコーナーに各社の有機ELテレビが並ぶようになっています。
パナソニックは、有機ELテレビを生産するモノづくり革新センター(栃木県宇都宮市)を報道陣に公開しており、その期待のほどがうかがえます(関連記事:有機ELで4つ目の表示デバイス、テレビ生産が変わること変わらないこと)。
ただし、国内のテレビ市場で今一番話題をさらっているのは、税別5万4800円の低価格を実現した、ドン・キホーテの50インチの4K液晶テレビでしょう。6月15日の発売から、約1週間で初回生産台数の3000台を売り切ったため、現在は予約受付を休止しています。
この“ドンキの4Kテレビ”、東芝のテレビ「REGZA」を開発している東芝映像ソリューション製のメインボードを採用したこともあってか、「ジェネリックREGZA」などと呼ばれています。
あまりにもジェネリックREGZAといわれるので、東芝映像ソリューションから「当社製テレビ受信システム『デジタルボード』を採用した液晶テレビについて、製品としての開発には関わっていない」というニュースリリースが発表されました。
このジェネリックREGZAという呼び名ですが、言い得て妙でありつつ、やっぱり違うんじゃないかなぁと感じています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.