JIG-SAWは、米Litmus Automationと日本初となるコアパートナー契約を締結した。両社は共同で、日本における産業用IoT(IIoT)サービスを開始する。
JIG-SAWは2017年5月23日、米Litmus Automation(Litmus)と、日本初となるコアパートナー契約を締結したと発表した。両社は共同で、日本における産業用IoT(IIoT)サービスを開始する。
Litmusは、アメリカにおけるIIoTプラットフォームの先進企業。米Hewlett Packard Enterpriseや米Intelとのグローバル契約や提携のほか、RENAULT・NISSANグループとも協業し、コネクテッドカーの実証など、さまざまな取り組みを開始している。
今回の提携で、LitmusのIIoTプラットフォームとJIG-SAWの自動モニタリングなどのコアサービスを組み合わせたフルサポート体制を構築し、IoTにおけるエッジからクラウドまでの統合を進める。これにより、工場のスマートファクトリー化やコネクテッドカー、各種ハードウェアのIoT接続の領域において、共同でサービスを展開する。
具体的には、さまざまな産業機器/プロトコルと容易に接続できるLitmusのプラットフォーム「Loop」「LoopEdge」と、JIG-SAWが持つエッジコンピューティングやクラウド連携、セキュリティ環境、通信モジュール、組み込みなどの技術をサービスに組み込むとしている。
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