ということで、SOLIDWORKSのファイルをSTLデータに変換して保存しました。
アクティベーション後にSIMSOLIDのアイコンをクリックするとSIMSOLIDの画面が開かれます。SIMSOLID画面より、STLデータを読み込み、単位の設定を行い、材料設定をします。ここでは静解析をしたので、力の設定と部品の設定をSOLIDWORKS同様に行いました。
「Solve」というアイコンをクリックすると解析が実行されます。「メッシュ作成→解析実行」という順序の操作ではありません。
解析結果は次のようになりました。
比較状況は、解析結果は完全一致ではありませんでした。デフォルトの材料物性値にも若干の差異があったりしたので、この影響は0ではありません。単一部品の解析なため、特別な解析時間の速さは体感できていませんが、複雑なアセンブリで評価してみる価値はありそうです。
メッシュを設定として切らないという作業で、材料の形体に応じたどのような制御が行われているのかは不明ですが、「なかなか面白い製品ではないのかな」と思いました。
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