「Connected Industries」は、「さまざまなつながりにより新たな付加価値が創出される産業社会」を基本的考え方としている。IoTなどのさまざまなデジタル技術により新たな「つながり」が生まれる中で、日本が本来持つ強みである「技術力」や高度な「現場力」を生かした形で、新たな産業社会の構築を目指すものだ。「現場を熟知する知見に裏付けられた臨機応変な課題解決力、継続的なカイゼン活動などが生かせる人間本位の産業社会を作り上げる」としている。
特徴となっているのが以下の「3つの柱」とした考え方である。
同コンセプトはドイツのIT国際見本市「CeBIT」において発表されたもの。「CeBIT」開催前日のイベントでの総理大臣の安倍晋三氏のスピーチでは「製造業は問題を解く産業になる」と産業の在り方の変化を強調している。
日独で第4次産業革命に向けた「ハノーバー宣言」採択、9項目で協力へ
インダストリー4.0で具体化した日独連携、競合を越えた「つながる」の価値(前編)
「つながり」が実現する超スマート社会、日立が目指す「Society 5.0」
第4次産業革命、2030年に日本の製造業が“あるべき姿”とは?
ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?【前編】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製造マネジメントの記事ランキング
コーナーリンク