ロジテックINAソリューションズは、産業や業務などの用途を想定したファンレスでスリム筐体のコントローラー「LB-C16N」を発表した。CPUにはインテルの「Core i5-6200U」を搭載。4K画像をデュアルディスプレイで表示できる。
ロジテックINAソリューションズは2016年12月28日、ファンレスでスリム筐体の産業・業務用コントローラー「LB-C16N」を発売した。インテルの第6世代CPU「Skylake-U」Coreプロセッサ「Core i5-6200U」を搭載する他、グラフィックス機能を内蔵し、解像度3840×2160の4K画像を表示できる。価格はオープン。
LB-C16Nは、DisplayPort端子とHDMI端子を装備。デュアルディスプレイで4Kを再現でき、デジタルサイネージや店舗・学校などでのプレゼンテーション、POSシステム、工場内などでの用途に対応する。他に、ギガビットLANポートとUSB3.0ポートとCOMポートを各2基ずつ装備。SDカードリーダーやオーディオの入出力端子も備えた。
サイズは約1.3Lと小型で、筐体を小型化したことで場所を選ばず設置できる。VESA規格に準拠したマウントソリューションを組み合わせれば、筐体を壁などに設置して使うことも可能だ。
また、筐体内にファンを搭載していないため、CPUなどを冷却する際に発生する風切り音がない。データを保存する記憶装置にはSSDを採用し、HDDのディスク駆動音をなくして静音性に配慮した。さらに、EUの「RoHS指令」に準拠した製品として、特定有害物質の使用を制限した仕様になっている。
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