ディープラーニングで効率的に動画像を認識するプラットフォーム人工知能ニュース

ディジタルメディアプロフェッショナルは、プラットフォーム「ZIA(ジア)」を開発した。GPU技術をベースに、AIを活用したソフト/ハードウェア製品で構成されている。深層学習で効率的に動画像を認識する「ZIA Classifier」も同日発売した。

» 2016年11月21日 08時00分 公開
[MONOist]

 ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は2016年11月7日、プラットフォーム「ZIA(ジア)」を発表した。ZIAは、GPU技術をベースに、AIや深層学習(ディープラーニング)に対する知見を融合したソフトウェアやハードウェア製品で構成されている。

 第1弾として、深層学習で動画像を認識する「ZIA Classifier」を同日発売。ZIA Classifierは、ビデオなどの画像データの中に何が写っているかを効率的に判定する。例えば、傘を差している人、歩いている人、止まっている人を画像データの人混みの中から判別。深層学習における、画像のクラス分類(Classification)と、物体や人物を認識(Detection)する技術を活用し、画像判別の精度を高めた。

 ZIA Classifierは、画像データがあれば適用できる。そのため、防犯や事故の防止、来店人数のカウントなど幅広い用途に応用可能だ。同社は現在、ZIAを使った新しいサービス構築に向け、国内サービス関連企業と共にアプリケーション開発を進めている。今後、ZIAのソフトウェアやハードウェア製品を、順次リリースする予定だ。

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